基本設計(外部設計)
要点
- 基本設計(外部設計)とは、システム要件を元に「利用者から見える部分」を具体的に設計する工程です。
- 画面のレイアウト、帳票(出力される書類)の様式、他システムとのやり取り(外部インターフェース)などを決めます。
- プログラムの内部構造を決める工程は「詳細設計(内部設計)」と呼ばれ、基本設計の後に続きます。
上流工程の中での位置づけ
基本設計は、システム要件定義の次に行われる工程で、上流工程の最後にあたります。基本設計が終わると、より内部の作りを決める「詳細設計」、そして「実装」へと進みます。
要件定義
(外部設計)
(内部設計)
上流工程はここまで、以降が下流工程です。
基本設計で決めること
基本設計では、利用者やシステムの外側から見える部分を、大きく3つの観点で設計します。
「外部設計」と呼ばれる理由・詳細設計との違い
基本設計は「利用者側から見える部分」を決めるため「外部設計」とも呼ばれます。一方、詳細設計は「システム内部の作り(プログラムの構造やデータの持ち方)」を決める工程です。
ぽち先生のヒント家づくりでいうと、基本設計は「間取り図・外観・仕上げ材」など住む人が目にする部分を決める段階、詳細設計は「柱をどう組むか」「配線をどう通すか」という、住む人には見えない構造を決める段階に相当します。
画面設計の具体例:画面遷移
画面設計では、どの画面から次にどの画面へ移るかという「画面遷移」も整理します。これにより、利用者がシステムをどう操作していくかが具体的に見えるようになります。
成果物:基本設計書
基本設計の内容は「基本設計書」としてまとめられ、画面イメージ、帳票レイアウト、外部インターフェース仕様などが記載されます。
この文書をもとに、開発チームがこの後の詳細設計・実装を進めていきます。上流工程で決めた内容が、ここで初めて具体的な「設計図」の形になります。
実務でよく使うツール
画面設計では、実際にコードを書く前に見た目や操作感を素早く確認できる「モックアップツール」がよく使われます。
ぽち先生のヒント家づくりでいう「模型」や「完成予想図(パース)」に近いよ。実物ができる前に見た目を確認できると、認識のズレを早い段階で減らせるんだ。
まとめ
基本設計(外部設計)は、システム要件を元に画面・帳票・外部インターフェースなど「利用者から見える部分」を具体化する工程です。ここまでが上流工程で、以降は内部構造を決める詳細設計・実装へと進みます。
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