アーキテクチャパターン(MVC等)
要点
- アーキテクチャパターンとは、コードを役割ごとに分けて整理するための「型」のことです。
- 代表例が「MVC(Model・View・Controller)」で、データ・画面表示・全体の制御を分担させます。
- 役割を分けておくことで、後から見直したり機能を追加したりしやすいコードになります。
なぜコードを分けるのか
アプリの規模が小さいうちは、画面の見た目もデータの処理も1つのファイルにまとめて書いてしまっても動きます。しかし機能が増えるにつれ、どこに何が書いてあるか分からなくなり、修正のたびに関係ない箇所まで壊してしまうリスクが高まります。
この問題を防ぐために「役割ごとにコードを分ける型」が編み出されてきました。これがアーキテクチャパターンです。
ぽち先生のヒントレストランの厨房に似ています。注文を聞く係(ホール)、料理を作る係(厨房)、盛り付けを整える係が全部同じ1人だと、忙しいときに混乱してミスが増えます。役割を分けて連携する方が、規模が大きくなっても回りやすくなります。
MVCとは
MVC(Model・View・Controller)は、代表的なアーキテクチャパターンの1つで、コードを3つの役割に分けます。
リクエストが処理される流れ
利用者からのリクエストがMVCの中でどう処理されるかを見てみましょう。
リクエスト
受け付け
データを処理
画面を組み立て
Controllerは「受付」に徹し、実際のデータ処理はModelに、画面表示はViewに任せます。それぞれが自分の役割だけに集中できるのがポイントです。
ぽち先生のヒント先ほどのレストランの例で言うと、Controllerは「注文を聞いて厨房に伝えるホールスタッフ」、Modelは「実際に調理する厨房」、Viewは「盛り付けを整えて提供する係」に対応します。
役割を分けるメリット
- 見通しがよくなる:「画面の修正はViewを見る」「データの計算はModelを見る」と探す場所が絞れます。
- 保守しやすくなる:ある役割の修正が、他の役割に与える影響を小さく抑えられます。
- チームで分担しやすくなる:画面担当とデータ担当を別の人が同時に進められます。
MVC以外のアーキテクチャパターン
アーキテクチャパターンはMVCだけではありません。目的やアプリの種類に応じて、他にもさまざまな型があります。
どのパターンにも共通するのは「役割ごとにコードを分けて整理する」という発想です。まずはMVCの考え方を押さえておけば、他のパターンも理解しやすくなります。
実務で気をつけたいポイント
まとめ
アーキテクチャパターンは、コードを役割ごとに分けて整理するための型です。代表例であるMVCでは、Model(データ)・View(画面表示)・Controller(制御)の3つに役割を分担させることで、保守しやすく見通しのよいコードを目指します。
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